Photoshop(フォトショップ) CG講座




 

ちょっとしたPhotoshopのコツ

わたしがPhotoshopを使っていて、こいつは使える!っていう Tipsを主に紹介したいと思います。
あと、はっきり言って使えない技とか、こーしたほうがもっと簡単なんじゃないの?といった変なテクも満載にしていきたいと思っています。
とりあえずちょっとですが、作ってみました。


第1回 水玉模様の作り方

第2回 パス機能の使い方


第3回 主線の保護というか着色

とりあえず、下の画像を見てください。顔だけどどど〜んとあってなんのキャラだか解りませんね。一応乃絵美だったりします。
この画像サイズが、私が主にCGを描く際に線画修正を行っている解像度です。A4の紙にシャープペンシルで描いたものを300dpiでスキャンしています。大きい辺が3000〜3500ドット程度を言えば解りやすいでしょうか。

線画の時点で瞳を描き入れない人が多いみたいですが、私の場合白目だと気持ちが悪い(笑)のと、瞳があった方がバランスがとりやすいような気がするので、線画の状態で瞳も描き入れてしまいます。


線画修正時の実サイズ

線画修正の手順は、人物の描き方講座で紹介している通りなのですが、現在では主線の保護・・・というか、主線レイヤーの作り方が大きく異なります。現在ではフィルタで一発で終わりなんですね。今までのようにモード変換、レイヤー化、チャンネルでKを読み込み・・・などという作業はしていません。
 

Eliminate White実行前 実行後

上の2枚は、Eliminate Whiteというフィルタを実行する前と、実行したあと、透明部分の保護を行って、黒で塗りつぶしたあとの画像です。サクッと透明の部分が出来ていることが解ると思います。

Eliminate Whiteは、画像の白い部分を削除するプラグインフィルタです。このフィルタを使うと、RGBモードで白を削除できるため、グレースケールに変換する必要が無くなります。逆に、グレースケールでEliminate Whiteは実行できないため、グレースケールで修正した線画は、一度RGBモードに変換する必要があります。

また、レイヤーにしなければEliminate Whiteは使えません。これは背景の状態では透明部分を作れない為です。ですので、背景をダブルクリックして、レイヤーに変換下さい。
作業は次の通りです。

  1. 線画修正を行う。とことん行う。満足するまで行う。とても疲れる(笑
  2. 線画修正が終わったら、RGBモードにする。
  3. 背景をレイヤーにする。
  4. Eliminate Whiteフィルタを実行。
  5. 透明部分を保護する。
  6. 黒で塗りつぶし。
んー、なんか手順が多くて面倒そうですが、大ざっぱに言うと、レイヤーに対してEliminate Whiteフィルタをかけて、そのあと透明部分を保護して黒で塗りつぶし、以上です。チャンネルを使っても良いかと思いますが、私はこっちの方法で線画レイヤーを作っています。この辺は好みですね。

で、このEliminate Whiteフィルタですが、以下からDLすることが出来ます。フリーのフィルタなのでじゃんんじゃん使っちゃいましょう〜
http://www.edesign.com/filters/
 

第3.1回 瞳の処理とか

さて、あとは「出来上がりをちょっぴり綺麗に見せるコツ」でも(^^)

CGといっても、やっぱり女の子ですから、目元は気になります(笑)。ですので、目元は丁寧に修正してあげましょう〜。私の場合、全ての着色が終わり、レイヤーを結合させたあとに瞳の修正を行っています。指先ツールで目元を整えたり、ちょっとハイライトを追加したり。これくらいでも雰囲気って変わってくるものです。
 

線画の状態 修正後の状態

上は乃絵美のCGです。といっても、このCGは下敷き用なので公開しておりません。ごめんなさい〜。
見ていただければ解ると思いますが、瞳の上のラインなども指先ツールで処理してあります。これだけでも、瞳の雰囲気はかなり変わってくると思います。あまりシャープな線にせず、ちょっとぼかし気にするといい感じになるかと思います。
私の場合、瞳のラインは全て指先ツールで若干ぼかした感じになるように処理しています。
 

第3.2回 線画レイヤーのモード

最後は線画レイヤーをどのように載せるか、です。描いているときには一番上に来る線画レイヤー。これをどのようにして下の画像にマッチさせるかで、結構仕上がりが変わってきます。
お絵描きの掲示板などを見ていると、どうも通常と乗算の2派に別れるみたいです。

結論から先に言うと、私は通常派です。下の画像を見て下さい。


線画の合成方法

線画無しは、その名の通り、線画レイヤーを表示していない状態です。塗り残しがありますが、これは通常モードだと見えなくなってしまうので問題ないです。
通常は、通常モードでレイヤーを合成した時。透明度が0%となり、下のレイヤーが全く見えない状態になります。これに対し、乗算モードで合成したときの画像は、下の画像に色を上乗せする形で表示されますから、当然線画の色が薄いと、下の色の影響をもろに受けてしまいます。

画像が部分的なのでわかりにくいですが、上の画像は肘の部分です。>状になった線画を見ていただければ解ると思いますが、乗算では下の赤い部分の色と混ざって、肌色がへんな色になっています。これは線画の肌色よりも下の色の方が強いため、線画に影響がでてしまっているんです。

こういった場合、線画を通常にすると、下の画像の影響をまったく受けませんので、真ん中のように綺麗に線画が表示されます。それに、Photoshopの動作も、通常モードを使った方が軽くなります。乗算などのモードを多用するとかなり重くなりますので、気を付けた方がいいかもしれません。

なお、この通常モードでの合成を行う場合、気を付けなければいけない点があります。それは「線画のエッジを半透明になるようにする」です。何のことだか解らない人は、ここで紹介している方法を使えば問題ありません(^^)
半透明の部分は、通常で合成しても下の色が反映されます。そりゃ、半透明なわけですから、どうやっても下の色が出ますよね。ですから、線画のエッジ(縁)が不透明だと、通常で合成してもジャギが出ずに綺麗に処理できるんです。

たとえば、主線が黒の場合、線画のエッジはグレーになりますよね。で、このグレーの部分なんですが、ここが「グレー」で塗られているか、「黒の半透明」になっているかで結果がかなり変わってきます。透明部分の保護を行って黒で塗りつぶした場合、前者はグレーの部分まで黒1色に塗りつぶされてしまいますが、後者の場合ですとグレーのアンチエイリアスの状態を保ちます。

白黒二値で線画を描くことをお奨めしない理由も、ここにあります。


 


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